近畿産業信用組合は、預金積金・貸出金残高が、信用組合の中でトップに立つ金融機関です。
「地域に根差したお客様本位の営業姿勢」に徹し、地域経済を担う中小企業の支援融に取組むことで、地域に優しい金融機関として知られてます。
金融業への就職を希望する新卒者の間でも近畿産業信用組合を希望する人は多く、人気の就活先となっています。
そんな近畿産業信用組合の仕事はどのような内容なのでしょうか?
本稿では近畿産業信用組合の係別仕事内容や、先輩たちの声をまとめてみました。
※追記予定
近畿産業信用組合の「お客様」や「仕事」に対する姿勢とは?
近畿産業信用組合では、どのような姿勢で「お客様」や「仕事」に取組んでいるのでしょうか。
2つのポイントをご紹介します。
①近畿産業信用組合で大切にする「FACE TO FACE」
近畿産業信用組合は「地域を大切にする」企業として知られています。
常に地域に寄り添うにはどうしたら良いのか。近畿産業信用組合では、顧客が預金・融資・資産運用について気軽に相談ができるような関係づくりを目指し、リレーションを構築しています。
近畿産業信用組合では「預金係」「融資係」「渉外係」の3つの係を設け、顧客の顔が良く見える「FACE TO FACE」の距離でのサービスで、信頼関係を築きます。
②地域の一員としての取組み
近畿産業信用組合では、常に「地域金融機関」として「地域に対して何ができるか」を考えてることを行動指針としているそうです。
例えば、顧客とともに成長するために、取引先企業に対して、人材採用・育成支援を目的とした「合同企業説明会」を実施しています。
近畿産業信用組合の「合同企業説明会」は、人材を求める企業と、就活生をマッチングして、双方に良い出会いとなる「場の提供」となっており、入社後は新入社員を受入れての新人社員研修も行っています。
近畿産業信用組合の係を紹介
近畿産業信用組合では「預金係」「融資係」「渉外係」の3つの係を設け、顧客の金融相談に乗っています。
近畿産業信用組合の仕事内容を知るために、各係の仕事をご紹介します。
預金係
預金業務とは一般的に、顧客が出し入れする預金を管理する業務です。顧客の預金口座の作成、各種変更手続きなどを行います。
近畿産業信用組合での預金係は主に支店で預金関連の業務を担当しており、以下のような業務があります。
融資係
融資係の仕事は、資金が必要な人にお金を融資する業務です。
融資は、金額や貸付の期間が妥当か、貸付をして問題ないか融資係が調査し、審査します。
融資はとても重要な役割を持つので、非常にやりがいのある仕事です。
近畿産業信用組合での融資係も、融資に関連した業務を中心に担当します。
顧客が経営している企業の決算書や、各種資料を分析し、顧客の要望に出来る限り限り応えて貸出条件に合わせた融資の提案をします。
このように、顧客の希望に寄り添った融資ができるのも近畿産業信用組合ならではの融資スタイルです。
融資係では、顧客分析以外にも、担保物件の調査などの融資に関する事務処理なども実施します。
渉外係
渉外係の仕事は、営業地域の中にある、中小・零細企業や、個人を顧客として「預金」「融資」「セールス」「集金」や、その他の金融に関するサービスを提供する業務です。
信用金庫の場合は、この渉外係に多くの人材を投入し、地域とのつながりを強固なものにします。
近畿産業信用組合も例外ではなく、近畿産業信用組合と地域を結ぶ役割を渉外係が担っています。
近畿産業信用組合の渉外係は、お客様のところへ足を運び、顧客の預金、融資、などのニーズに合わせた商品を提案や、キャンペーンの案内などをするセールス業務を行います。
顧客との接点が他の係よりも多く、幅広い知識を必要とします。
近畿産業信用組合で働く先輩の声を紹介
近畿産業信用組合の仕事は「預金係」「融資係」「渉外係」の3つです。
実際に中に入れば、どのような仕事が待っているのでしょうか?
近畿産業信用組合に入組した後の仕事内容や雰囲気について、先輩たちの声も聞いてみましょう。
預金係【入組8年目:女性(預金係事務リーダー)】
入出金業務、定期預金のオペレーション、投資信託、保険商品に関する事務
顧客の「相続」の業務に関わる時、顧客の意向を聞き、それに沿って事務手続きをする際に、随所に専門知識が必要となって難易度が高く感じることがあるが、その分達成感は大きいとのことです。
近畿産業信用組合の預金係をしながら、自分が着実に進歩していることを実感できているそうです。
融資係【入組7年目:男性】
近畿産業信用組合での仕事では融資係で不動産調査を担当。
融資をする際の不動産調査をして融資金額との妥当性を見るために、現地に足を運び、物件を目で確かめ、法務局や市役所で詳しいデータを収集し調査報告書をまとめる。
不動産調査の調査報告書は、必要不可欠な書類で、審査にも反映されるので、ミスが許されない。かといって時間をかけるわけにもいかなので、スピード感を大切にしている。
こうして完了した融資が、地域の人たちに役立っていると実感するときこそ、大きなやりがいを感じる瞬間とのことです。
渉外係【2010年入組:男性】
渉外係になる前は、融資係として経験を積み、その後の異動で渉外係として、営業活動をしている。
渉外の仕事は、企業への円滑な資金提供が重要です。そのために、顧客と信頼関係を築き、膝を突き合わせて顧客の声に耳を傾けて、意見交換を行う。
顧客に融資をする際に時間がかかるなどで迷惑をかけたことがあったが、そこを反省点として、情報収集を怠らず、いつでもアクションを起こせるよう準備することを心がけるようにしている。
近畿産業信用組合の渉外係では、地域の企業の経営者の方々と接する機会が多く、新たな知見を得ることができることに非常にやりがいを感じる。
法人の顧客への営業活動は、渉外係の醍醐味と思う。円滑な資金提供をするために、案件について支店長と直接話し合い、意見をぶつけて成果に繋げる。
上司と有意義な意見交換ができるのも、近畿産業信用組合のいいところだと思う、と語っています。
窓口渉外係【入組10年目:女性】
近畿産業信用組合の窓口渉外係での仕事内容は、支店に来店してきた顧客に対し、ニーズに合ったライフプランに合わせた資産運用プランなどを提案している。
窓口渉外係のやりがいは、顧客が近畿産業信用組合に対して何を求めているのか、必要な情報を引き出していくこと。
子供が進学を控えている顧客なら、入学金の項目を含めた運用プランを提案するなど、顧客の心を捉えて離さないように努めている。
最初の頃は、会話のラリーが続かず、窓口渉外係の仕事から逃げたくなることもあったが、話を続けるためにセミナーに参加するなどして自分を磨き、知識量を増やして自信をつけ、顧客への対応力を向上させた。仕事から逃げずに対応し、チャレンジを続けることにやりがいを感じる、とのことです。
係別仕事内容のまとめ
近畿産業信用組合の係別仕事内容をまとめると以下の通りとなります。
- 「FACE TO FACE」の心で地域の一員として活動している
- 仕事は主に「預金係」「融資係」「渉外係」の3つ
- 「預金係」は「窓口渉外」「後方事務」「出納業務」がある
- 「融資係」は顧客が経営している企業の決算書や資料を分析し、出来る限り要望に応えた貸出し条件で融資する
- 「渉外係」では地域を結ぶ役割を担い、顧客の預金、融資など、ニーズに沿ったサービスを提供している
近畿産業信用組合の仕事内容は、他の金融業と同じような仕事内容でも、その内容は実に充実しており、実際に働いている先輩たちも非常にやりがいを感じているようです。
地域に貢献したい、やりがいのある仕事をしたい人に、近畿産業信用組合はおすすめです!
採用までの流れや、新卒者に求める3つの人物像については以下の記事で紹介していますので、よかったらお読みください。
【窓口渉外】
顧客から資産運用の相談を受け、最適なプランを提案する業務です
【後方事務】
顧客の伝票をスピーディーに処理します
【出納業務】
支店の現金管理を行います