近畿産業信用組合は、No.1の信用組合として、トップを走り続けるだけではなく、地域の法人や個人の顧客にとって、質の良いサービスを提供するための努力も惜しみません。
近畿産業信用組合では、人材育成を図る事を目的とした、能力開発支援制度を設けており、近畿産業信用組合へ入組1年目から、業務と並行して様々な研修が実施されます。
職員の向上心を刺激し、自己啓発も促せる、近畿産業信用組合の研修・育成・キャリアプランとはどのようなものなのでしょうか?
本稿では近畿産業信用組合の内部で実施されている能力開発支援制度や、具体的なキャリアプラン、研修の流れや近畿産業信用組合で活躍中の先輩たちの経歴やキャリア、レビューなども掲載しています。
※追記予定
Contents
近畿産業信用組合の育成について
近畿産業信用組合では「人材の育成こそ地域の顧客への良質な金融サービスの提供に繋がる」と認識しており、「継続的な人材育成」に努めています。
そのために、職員の能力や資質を向上させる研修体系を定め、研修会開催にも積極的に取り組んでいます。
近畿産業信用組合の研修には、コンプライアンス研修、新任管理研修、一般職員などの研修の他、渉外・融資・預金の各部門の責任対象の研修等、社内での研修に加え、専門部署の職員を業界主催の研修会などにも派遣しています。
こうした研修を、計画的、継続的に実施することにより、良質で高度な金融サービスを提供し続けることが可能となります。
近畿産業信用組合の研修制度
近畿産業信用組合の具体的な研修事例と自己啓発支援について解説します。
近畿産業信用組合の具体的な研修事例
近畿産業信用組合の具体的な研修事例について見ていきましょう。
近畿産業信用組合の各営業店へ配属された後、内部事務OJT研修で実務を学びながら、TV会議システムでのオンライン研修も行います。
オンライン研修では、社会人としての基礎知識や、ビジネスマナーを学びます。
近畿産業信用組合の「フォローアップ研修」は、預金や融資の専門的な知識を、毎月2~5日ほど実施します。
近畿産業信用組合では、半年間の内部事務OJT研修が終わると「リテール営業基礎カリキュラム」が始まります。
リテール営業基礎カリキュラムでは、保険、投資信託、個人向け国債などの専門知識を、外部講師から学びます。また、実際に顧客対応を想定したロールプレイングなども実施します。
自己啓発支援について
近畿産業信用組合の人材育成は、研修・教育体系に基づいたものだけでなく、職員の自己研鑽による成長もサポートできるよう「能力開発支援制度」を設けています。
「能力開発支援制度」は、外部の各種団体主催の検定試験や、ファイナンシャル・プランナー、宅地建物取引士、中小企業診断士などの公的資格の合格者に対して、補助金を支給できる制度です。
また、職員のスキルアップをサポートするために、多数の資格ラインナップをインターネットで申し込める「通信講座」システムの導入や、「大学派遣制度」なども設けています。
近畿産業信用組合では社内検定等の制度も充実
近畿産業信用組合では、『社内検定等の制度』も充実しています。
社内検定では、職員の職務遂行能力の開発・向上及び、有能な人材育成を図ることを目的とし、「営業店業務を円滑に遂行していく上で必要な業務知識・技能等」を「社内資格」として定めています。社内資格のカリキュラムに基づく研修を受講して、認定試験に合格した職員には「社内資格」が付与されます。
ここでは、近畿産業信用組合で設定されている社内資格をご紹介します。
ERS
近畿産業信用組合の「ERS」は不動産物件調査・評価・管理に必要な知識を習得する社内資格です。
預かり資産販売員
近畿産業信用組合の「預かり資産販売員」は、リスク商品の勧誘・販売に携わるにあたり、顧客保護の観点に立ち、適切な勧誘・販売ができるかを認定する社内資格になります。
窓口渉外
近畿産業信用組合の「窓口渉外」は、顧客へのトータルな資産運用プランを提案するためのスキル向上を狙った社内資格です。
事務リーダー
近畿産業信用組合の「事務リーダー」は、内部事務に関する指導・改善を行い、事務レベルを向上させるために努力する職員を認定する社内資格となっています。
近畿産業信用組合のキャリアプランについて
近畿産業信用組合では、新人向けの研修だけでなく、昇格するごとに「階層別研修」設けています。
近畿産業信用組合のキャリアプランは以下の通りです。
- 新入職員フォローアップ研修
- 新入職員研修
- 一般職員研修(2.3年目研修)
- 新任主事(係長/主任)
- 係長主任研修
- 新任管理職(代理・課長研修)
- 管理職研修
- 支店長研修
これらのキャリア別の研修に加え、各部署、各担当、テーマ毎に細やかな研修プランが設定されています。
先輩たちのキャリアを紹介
近畿産業信用組合ではどのようにキャリアが積まれていくのでしょうか?
近畿産業信用組合の先輩たちの声を紹介していきたいと思います。
【本部勤務】男性 2012年入組
現在の仕事
全ての顧客へ開示義務があるディスクロージャーの融資分野に関する資料作成業務、各種規定、契約の改定業務。
法人顧客に対しての取引を検証し、急な資金需要に対応できる備えをする。
キャリア
- 営業店融資係を担当。契約書の作成及び融資内容のシステム登録業務などで融資業務の基本を学ぶ。
- 本部へ異動後、唯一の融資推進部署へ配属。全営業店の融資推進のサポートのため、新商品開発や計数管理業務を担当する。
- 入社4年で主任に昇進。
- 営業店の渉外係へ配属となりこれまでの経験をアウトプットした営業成績で渉外係リテール部門入賞。
- 入社6年後に係長へ昇進、本部へ異動。
近畿産業信用組合のいいところ、強み
どんなことにも「チャレンジする姿勢」を受け入れて評価してくれる企業風土。
年齢に関係なく自由闊達な意見交換ができるので、前向きな人に向いている企業。
【本部勤務】本部広報企画担当 女性 2011年入組
キャリア
- 入組1年目~5年目まで、営業店舗、預金係、窓口渉外係、預金係、事務リーダーを経験する。
- その後半年間、本部でコールセーンターオペレータを経て、広報企画等の部署へ配属される。
- 広報企画では、TVCMや新聞折り込みの広報ツール企画・作成、営業店のキャンペーンやイベント企画の実施、商品やキャンペーンチラシの作成、粗品の作成等。
近畿産業信用組合のいいところ、強み
他の金融機関にはない、お客様第一の精神を感じることができる職場。就活の時に、先輩職員の対応が親身で、働く環境に魅力を感じた。
今の部署では、常に新しいことを考えているので、毎日が同じことの繰り返しではなく、新鮮な気持ちで仕事に取り組むことができる。
【本部勤務】電話対応 2013年入組
キャリア
- 入組後、最初に営業店へ配属。預金係として1年間、入出金や定期預金のオペレーション、ハイカウンターでの入出金、公共料金等の受付対応、出納業務など基礎を学ぶ。
- 2年目からは窓口補佐、窓口渉外係として2年半キャリアを積む。
- 4年目の秋に主任へ昇格と同時に別の支店へ異動。一年規模の大きな視点で窓口渉外係を経験後、6年目の秋より本部へ異動。
- 本部で電話対応業務について、顧客のライフプランに沿った商品などを提案しつつ、目標に向けて成果を獲得していく。
近畿産業信用組合のいいところ、強み
みんなが熱意にあふれている。難しい数字にもチャレンジして達成する先輩や、目標達成に必要なことを若輩の職員に分かりやすく教えてくれる上司などに恵まれた。
未来の近畿産業信用組合のために一体となって、一人ひとりが一生懸命に働いている姿がとてもかっこいいと思う。自分が悩んでいた時期も、組織の一員として認めてもらったので、一体感を感じることができた。一人の力が集まって大きな力になることを日々学ぶことができる。
また、近畿産業信用組合の強みは幅広い提案力にあると感じる。入組1~2年の若手でも幅広い提案ができるように学ばせてもらっている。
【本部勤務】事務手続き作成や改善・営業店事務指導等 2012年入組
キャリア
- 入組後は営業店へ配属。預金係として、顧客から受け付けた手続きの事務処理業務を行う。
- その後、違う支店へ異動となり、出納係を担当。
- 異動後、3年目に預金係をまとめる事務リーダーへ昇格。事務処理や勉強会など後輩の指導に力を入れる。
- 5年目に別支店へ異動後、6年目で本部に異動。本部では営業店が行う事務手続きの作成や、営業店の事務リーダーの統括、営業店への指導を行っている。
近畿産業信用組合のいいところ、強み
「人を思う気持ちが強い」企業だと感じる。顧客を思う気持ちが強く、仕事に対する意識が高い人が多い。
また後輩を指導する場合でも、後輩の事を思って指導している人が多く、自分も諸先輩方に時に優しく、時に厳しく指導してもらい、現在に至る。
そして近畿産業信用組合の強みは「顧客との距離の近さ」にある。顧客目線を大切にし、地域に根差し地域の顧客に寄り添う金融機関として、顧客との距離は近く感じる。
「お客様との絆をもとに、夢の実現に全力を尽くします」というフレーズの通り、近畿産業信用組合の職員は、顧客との絆をとても大切にし、顧客も信頼している。
研修・育成・キャリアプランまとめ
近畿産業信用組合の研修・育成・キャリアプランについてまとめます。
- 地域の法人や個人の顧客にとって、質の良いサービスを提供するため「継続的な人材育成」に務めている。
- 新人研修は一年かけて「内部事務OJT研修」「オンライン研修」「フォローアップ研修」「リテール営業基礎力カリキュラム」などを段階的に実施する。
- 自己啓発支援として、公的資格の取得に補助金を支給する「能力開発支援制度」を設けている。
- 近畿産業信用組合には「ERS」「預かり資産販売員」「窓口渉外」「事務リーダー」の社内資格がある。
職員一人ひとりの熱量が高く、社内資格やキャリアプランも充実している近畿産業信用組合なら、金融業界で着実なスキルアップができることは間違いないでしょう。
自分をもっと磨きたい方は、近畿産業信用組合にエントリーしてみましょう。
近畿産業信用組合が求める人物像や、採用までの流れについては以下の記事にまとめています。
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係別の仕事内容については、こちらの記事で解説しています。
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近畿産業信用組合では、入組後半年間は、現場で実務を学ぶ「内部事務OJT研修」を実施します。この研修では、OJT担当が習熟度合いを確認しながら進めます。